八王子の子安町にある整骨院、八王子南口整骨院の院長 熊野です。
今日は、バレエダンサーの怪我と予防についてのお話です。
近年、ダンスといえば、体育の授業にも取り入れられるようになったようですが、私がこの治療の世界に入ったころはバレエダンサーの患者さん多く、治療してきました。
中には、ヨーロッパでプロのダンサーとして踊っていた方や、ローザンヌに出場した方などもいて、毎年コンクールの時期になると注目していました!
整骨院内には「SUBARU」「昴(スバル)ソリチュードスタンディング MOON」「絢爛たるグランセーヌ」などクラシックバレエを題材にした漫画も置いてあります(笑)
バレエダンサーの怪我には、一般的なスポーツと同じ怪我と、ダンス特有の動作に伴う怪我の2つに分けられます。
足首の捻挫や、膝の半月板損傷・側副靭帯損傷などについては、他のスポーツでも多く発生し、受傷の原因や治療法について、長年研究されてきました。
これに対しポワントで立ったり、股関節を大きく開いて下肢を高く上げるなどといった動作は、バレエ独特の動作であり、一般的なスポーツ医学ではほとんど検討されていませんでした。
バレエで特徴的なことは、足首や膝の怪我以外に、
立位の基本ポジションが股関節外旋位という普通の生活ではしない姿位であること、
男性ダンサーが女性ダンサーを両腕で持ち上げるエレベーションがあり、高所より落ちるケースがあること、
女性ダンサーは幼少年期から訓練を受けている場合が多く、痩せすぎや疲労骨折が多いこと
などがあることが特徴の一つです。
最近は成人以降に、子供時代にできなかった憧れから、クラシックバレエを学び始める女性が増えており、ダンサーの障害に新たな要因をもたらしてしまいます。
これまで報告されている統計では、バレエダンサーの障害は下記のように下肢が80%以上を占めており、上肢が多い音楽家とは対照的な結果となっています。
足関節 22%
足部 20%
膝 17%
股関節 9%
下腿部 8%
大腿部 4%
その他 20%
将来、海外留学やバレエ団での活躍を目指すダンサーにとって、
・身体の軸を安定させたい
・もっと足を高く上げたい
・足をもっと奇麗に伸ばしたい
・踊りに必要でない筋肉は落としたい
など、悩みはあるものです。
ダンサーとして、パフォーマンスの向上を狙うということは、怪我による痛みを抱えたり、痛い部分をかばって他の部分に負担を与えたりということを排除しなくてはなりません。
痛みを当たり前のようにレッスンを続けて、疲労骨折など、ダンサーにとっては、よく見かけるケースです。
八王子南口整骨院では、
①捻挫や肉離れ等の痛みの治療には、
ハイボルト療法という痛みを取り除く特殊な高電圧治療行うケースが多いです。ほとんどの方が痛みの違いに驚きます。
また、
②骨格の歪みが気になるダンサーには、
骨盤矯正を行うケースが多いです。軸をしっかりとしたい方にやってもらいます。
そして、
③脚を上げる筋力をつけたいダンサーは、
腰椎と大腿骨をつなぐ大腰筋というインナーマッスルを鍛えなくてはなりません。脚を上げる際に、お腹の力を使うイメージは、この大腰筋を使っているということです。
この大腰筋を鍛えるのは、複合高周波EMSを使用する楽トレを使います。30分寝ているだけでインナーマッスルを鍛えることができる筋力トレーニングになります。
これらの治療を、怪我の症状や、予防に合わせて組み合わせていきます。
バレエダンサーで、怪我の治療・予防でお悩みの方は、まずご相談下さい。
平日23時まで、土曜日・日曜日・祝日も、夜19時まで営業
八王子駅から徒歩4分の接骨院
駐車場有
八王子市子安町4-15-19
☎042-641-2038
八王子南口整骨院
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