八王子の子安町にある整骨院、八王子南口整骨院 院長・熊野です。
本日は、寝違いや、むち打ちといった首の痛みとシビレについてです。
首の痛みは、ほとんどの方々が、一生に一度は経験するというわる症状でしょう。
首の骨は、約5kgといわれる頭を支え、上下左右に動かしたり、回転したりと、複雑な動きをしています。
約5kgというのは、成人男性がボーリングで投げる12ポンドのボールと一緒くらいです。
結構重たいですよね?
それだけのものが、首の上に乗っているのは、それだけでも負担となるものです。
整骨院で首の痛みで来る患者さんといえば、
・起床時の寝違い
・事故によるむち打ち
・ストレートネックによる痛み
・頚部椎間板ヘルニア
といったところです。
寝違いが起こる主な原因は、睡眠時の姿勢にあります。
通常、体勢が苦しければ、無意識に寝返りを打って、首の負担がかからない体勢にするものですが、寝ている場所が狭かったり、枕が合わないと不自然な状態が長く続き、首の周りに負担がかかり続けて、靭帯や筋肉を傷つけてしまう急性の炎症症状です。
軽度の寝違いであれば、ほっといてしまう方もいると思いますが、1~2週間経っても痛みの引かない方もいらっしゃいます。
また、基本的には炎症症状なので、冷やすほうが良いです。
ただし、冬の寒さから緊張して痛くなるような場合は温めて楽になるケースもあります。
判断が難しいときは、早めの来院をお勧めします。
事故によるむち打ちは、特に後ろからの追突は、想像できないほどの外力がかかっています。
5kgの頭部が前に後ろにと、通常の可動域を超えて動くことがありますので、その時痛くなくても、1週間ほどしてから痛みが出てくるケースも多くあります。
被害者であれば、加害者側の保険(自賠責保険や任意保険)で、治療費0円で治療を行うことができますが、事故後時間が経ちすぎると、その痛みが事故のせいなのか否かが判断つかなくなってしまいます。
事故に合ったら、直ぐに治療を開始するべきです。
軽症であっても、しばらく様子を見ないと、痺れなどの神経症状がでるケースがあるのが、事故によるむち打ちです。
ストレートネックによる痛みとは、そもそもストレートネックという名前は20年前には無かったと思います。私自身がストレートネックで、当時は年に3回ほど、起き上がるのも辛い痛みに悩まされてきました・・・。大学病院などの言っても、ストレートネックとは言われませんでした。
15年ほど前から、このストレートネックという言葉が出てきて、10年ほど前から患者さん自身が「自分はストレートネックです」と言うようになってきました。
ストレートネックは、本来ある生理的湾曲(横から見て”S”の字を描くこと)がなくなり、バネのようなクッションが効かなくなっている状態の首になります。
約5kgの重さが、そのまま直に首の筋肉に負担をかけるため、痛みが発生してしまいます。
なので、パソコンなどの下を向く姿勢や、携帯を見る動作は、頭部を下げる姿勢になるので、現代病とも言えます。
症状によっては、かなりの痛みを発するので、ご自身では、頭を下げるような姿勢をしないように気を付け、痛くなってしまったら、過緊張を起こしている筋肉をほぐさないといけません。早目のご来院をお勧めいたします。
椎間板ヘルニアは、首の骨と骨の間に椎間板というゼリー状の物質が詰まっていて、クッションの役割をしています。これが加齢などにより、椎間板自体が変形した場合にも神経や脊髄を圧迫すると強い痛みやしびれなどの神経症状を起こす場合があります。
頚椎症は50歳以上の中高年に多く見られますが、この椎間板ヘルニアは30~40歳代の比較的若い世代にも発生するものとなります。
治療とすれば、首の骨と骨の間が狭くなっているので、牽引などで引っ張るという方法もありますが、強く引きすぎると、戻る力も大きくなり余計圧迫してしびれが酷くなることもありますので、整形外科などで牽引を受ける際には、引っ張る力が弱くても、強くしてほしいと言わないほうが良いでしょう。
首の痛みとシビレは、筋肉の過緊張と圧迫による大変つらい症状ですので、お悩みの方はお早めにご相談下さい。
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八王子南口整骨院
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